梅を使った教科横断型ワークショップを開催~ 学校に通うのがつらいと感じている児童生徒向け探究プログラム ~

梅を使った教科横断型ワークショップを開催~ 学校に通うのがつらいと感じている児童生徒向け探究プログラム ~

みなさま、こんにちは。蝶矢の梅マイスター菅です。

この度、鎌倉市教育委員会教育センターさんが主催する、不登校や学校を休みがちになている等、学校に通うのがつらいと感じている児童生徒を対象とした探究プログラム「かまくらULTLA(ウルトラ)プログラム」にて、梅を使ったワークショップを開催しました。

次世代へ ”梅文化を継承する” ことを目指す私たちにとって、ワーク中のお子様の純粋な関心や表現を感じられたことはとても幸せな経験となりました。

 

 会場となったのは1281年創設、鎌倉の歴史を感じる浄智寺

 

梅を使って五感を研ぎ澄まし自分の個性や特性を見つける

このプログラムは、蝶矢が個別最適な教育プログラムの開発を手掛ける株式会社SPACEさんと共同で企画しました。

私たちは夏休みなどに梅シロップの手作り体験を通じて食育・歴史・地理・科学などを学ぶ小学生向けワークショップ「子ども梅体験」を開催しています。今回は子どもの五感を使って感性を開き、自分の本当の個性や特性を見つけやすい内容にアレンジしました。

 

5種類の梅をテイスティングし言葉で表現する

蝶矢の梅マイスターから味と香りを見極めるテイスティングの方法や梅の産地や歴史について教わった後、実際に品種の異なる5種類の梅シロップをテイスティングし、テイスティングシートを作りました。

呼吸を整え、微妙な味と香りの違いを見つけることに集中する子どもたちの様子は真剣そのもの。

 

自分の気分に合わせて選んだ梅でシロップ作り

テイスティングの後は自分のお気に入りの梅を選んで初めての梅シロップ作りを行いました。

水分を使わず砂糖の浸透圧で果汁が抽出されることを聞くと、みな驚きの表情を見せていました。

最後に梅シロップを色々な割り材で割って、”なりたい自分” を思い描いてレシピ開発にチャレンジ。液体の比重の違いや色合いの変化も知ってもらいました。

子どもたちからは
「味や香りをじっくり考えながら飲むととても疲れた」
「群馬県の梅なのになぜ白加賀(しろかが)という名前なのですか?」
「アメリカにはどんな品種の梅がありますか?」
といった感想や質問の声が上がりました。

また、感じた風味を色で表現したり、配布したテイスティングシートを自らカスタマイズするなど、自分で考え、自由な発想でワークに取り組んでくれました。

 

今後も継続して活動していまいります!

今回は私たちにとって教育機関との連携は初めての試みでしたが、子どもたちのいきいきとした姿を見ていると、この活動を継続していく自信をもらいました。日本の歴史と繋がりの深い梅をテーマにしたワークを通じて、教科横断型の体験学習を提供してまいります。

私たちの取り組みにご関心をお持ちいただけましたらいつでもご連絡ください。お問い合わせはこちら

 

 

■かまくらULTLAプログラムについて

「かまくらULTLAプログラム」は、不登校や休みがちになっているなど学校に通うのがつらいと感じている子どもたちを対象にしているプログラムです。自然豊かな鎌倉市内にある森や海、そして歴史建造物である寺院などに集まり、3日間かけて探究的なプログラムに取り組み、一人ひとりに適した自分らしい学び方を見つけていくことを目指しています。
WEBサイト:https://kamakura-ultla.com

■株式会社SPACEについて
2020年8月に創業。生まれつき備わっている認知特性や興味関心を「個才」と提唱し、それを見える化するアセスメントや、子供のみならず全世代が主体的に学ぶことができて、一人ひとりの好奇心と情熱が開花できるような個別最適な教育プログラムの開発から運用まで幅広く展開しています。

SPACEは創業以来、国、自治体、企業と恊働しながら、学びの再定義と共に個別最適な学びの社会実装を担ってきました。経済産業省が推進する「STEAMライブラリー」上では、9つの地域の産業・文化をテーマにした探求コンテンツ"STEAM CHAOS"の開発をし、鎌倉市においては、市内の自然豊かな資源を活用しながら、学校での学習に馴染めず通学するのがつらいと感じている児童生徒を対象に、自分らしい学びを深めていく"かまくらULTLAプログラム”を、2021年から同市教育委員会と共同で開発しました。ロートこどもみらい財団へは、財団設立前から学びの再定義の重要性を提議し、協力団体として全般的に運営支援を行っています。
WEBサイト:https://space-inc.jp/